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2012 アヴァンギャルド 2012/9/1(Sat.) 

2012年9月1日(土)、東京都新宿区代々木上原ムジカーザにて開催された、ローゼンブラット+コンテンポラリー第1弾 

主催

musicaliceland

後援

ロシア連邦大使館/ロシア連邦交流庁

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会

日本アレンスキー協会

東京国際芸術協会

 

企画/制作/デザイン

 加藤麗子

総監督

 松本和貴

監修

 高橋健一郎

協力

 山本深雪  小野しの  松本裕貴

服部マリア  渡辺香奈  渡辺哲也  加藤世麗音

プログラム:

Piano  Duo

 

《アレクサンドル・ローゼンブラット作曲》

Alexander  Rosenblatt

 

★ビゼーの『カルメン』の主題によるファンタジー(2台4手)

Carmen 〓 Fantasy

 

★ロンド・ア・ラ・モーツァルト(2台4手)

Rondo a la Mozart

 

★タンゴ(2台4手)

Tango

 

★ワルツ・エレジー(2台4手)

Waltz   Elegy

 

★不思議の国のアリスの冒険より(2台4手)

Suite "Alice in wonderland"

 

★2つのロシアの主題によるコンチェルティーノ(1台4手)

Concertino on 2 russian themes

 

★日本の歌によるファンタジー~日本の未来であるチャーミングな世麗音に捧ぐ~

(2台4手・加藤麗子編)※1

Fantasy on Japanese Themes (dedicated to Charming Serene , the Tomorrow of Japan) 

 

 

    

Piano  Solo

      

《山本裕之作曲》

Hiroyuki  Yamamoto

★フォールマ※2

 

 

《スコット・ジョプリン作曲》

Scott Joplin

★メイプル・リーフ・ラグ

 

 

        ~~~アンコール~~~

 

《ローゼンブラット作曲》

 

アヴェ・マリア(1台4手)

鉄腕アトムの主題によるファンタジー(2台4手・植松洋史編)

アレクサンドル・ローゼンブラット(Alexander Rosenblatt)は、現代ロシアの稀代のコンポーザー・ピアニストである。私が彼の存在を知り、日本へ招聘してからもう7年も経つが、残念ながら彼の素晴らしい音楽が普及しているとは言い難い。その原因の枚挙にはいとまが無いが、特に日本での権利者があやふやなために日本版の楽譜販売がされていない事、またこの不況の折に彼を日本へ招聘できるほどの強力なスポンサーがいない事など、様々な厳しい現実がローゼンブラットの音楽の普及を拒んでいる。そんな中でも、この7年間彼の音楽に惚れ込んでローゼンブラットの音楽を追い求める声が絶えなかった。しかし彼のファンから問い合わせが来ても、私一人ではどうすることもできないまま月日だけが経ってしまった。そんな時、今回総監督を務めることになった松本和貴が、加藤麗子自らが普及演奏活動をやったらどうか、と提案した。また、ピアノデュオの相棒である高橋健一郎も、この企画に喜んで参加したい、と意思表明してくれた。大変喜ばしく思う。協力して下さる方々の支えがあれば、ローゼンブラットの音楽の普及演奏活動、楽譜出版・販売、更に2005年と同じようにまたローゼンブラット&オレグ・シンキンの二人を再招聘して来日コンサート【ダブル・ピアノ・デュオpart2】を主催するのも夢ではないだろう。夢は叶える為にある、そう信じてやっとの思いで立ち上がった次第だ。正に現在の、『我々と同じ時間に同じ世界で生きている作曲家』の生演奏に立ち会うことができるであろうこのチャンスに希望を持ち情熱を傾け、支えて下さる方々に感謝し、今、普及活動を開始する。期待以上のイベントを企画中。ローゼンブラット中毒者も、これから中毒になる者も、ご期待頂きたい。  

 

総監督/松本和貴   

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